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会長の時間 2023年12月14日

大分東ロータリークラブ会長の時間画像

会長 前田 修二

 今日はペットの犬についての話になります。先ずはいつものように読書した本から感動した犬の話を紹介すると(ネタバレになるかもしれませんが)、この本に出てくる犬は和犬とシェパードが入ったミックスの雑種で賢く、強く、誇り高く、人に慣れている、知らない人に自分の犬になってほしいと思わせるような犬でした。飼い主のいないその犬は岩手の釜石から出発し、途中いろんな人に出会ってはしばらく一緒に生活しながらも、なぜかいつも西の方角を悲しそうにみつめているのでした。そして出会った人それぞれが事件や事故でいなくなり、また一匹で西へ西へと旅していくのでした。5年後に着いたのは熊本でした。熊本には釜石で漁師だった夫婦が、大震災に遭い精神的に病んでいた子供のために釜石から離れ海から離れた熊本は益城町へ引越していたのです。その子供は釜石の公園でいつもこのペットの犬と遊んでいたのです。犬はこの大好きだった子供を探して、釜石から益城町まで5年間かけて追いかけてきたのでした。ところが、その熊本でまた大震災、2回目の地震で住んでいた古民家が潰れ、瓦礫から子供を守るように犬は死んでしまいます。いくら小説とは言え、ご主人思いのこの犬の悲し過ぎる結末に涙が・・・。

 

 さて、我が家でもペットの犬を飼っていました。長女が小学校6年の時なので、今から20年くらい前、長女の誕生日にペットショップで出会った子犬が我が家のペットになりました。犬種はボーダーコリー、イギリスの牧羊犬のメスでした。黒と白の毛並みが真珠のように綺麗だったので家族で相談して「パール」という名にしました。1年後、2匹の子犬が産まれ、メスの1匹はご縁があり、もう1匹のオスは家に残りました。名はリュー」、由来は当時の長男が好きだった龍(ドラゴン)から取りました。パールは神経質な小型犬でした。性格は家族以外の人に厳しく、いじめていた長男でさえ懐かず、ときどき噛みついていました。その子のリューは熊のような中型犬でしたが、人には誰にでもやさしい反面、同類の犬には厳しくよく吠えていました。もう一つ悪い癖が犬小屋からの脱走でした。脱走では保健所と警察のお世話に何回かなりました。ある時は1週間くらい家に帰ってこなくて随分探したのですが、諦めかけた頃にヒョッコリと庭に出てきたこともありました。小説に出てくるような賢い犬ではありませんでしたが、特に子供たちには楽しかったいい思い出として記憶に残っていると思います。

 

参考:少年と犬(著者:馳 星周)

◇あなたもロータリークラブの仲間になりませんか?

 大分東ロータリークラブでは、様々な業種の会員が自分の職業や経験を生かし、思いやりのある平和な社会を目指して活動しています。そして、その活動の中でお互いの職業について理解を深め、自分の視野を広げています。

 

 世代を超えた明るくフレンドリーな雰囲気で活動していますが、昼の例会以外に夜の親睦例会や職場訪問例会、また野外家族例会やクリスマス家族会などロータリアンの家族との親睦も深めています。

 

ロータリークラブの活動にご興味のある方は、是非、例会の見学へお越しください。

会員一同、心よりお待ちしております。

国際ロータリー第2720地区

大分東ロータリークラブ

創 立:昭和38年3月6日

例会日:木曜日 12時30分

例会場:トキハ会館4F「つばきの間」

会 長:菅 雅幸

幹 事:安藤 暢啓

〒870-0021

 大分市府内町1-2-15 トキハ会館4F

電話 097-532-0611

FAX  097-532-8386

MAIL oitahigashirc@mist.ocn.ne.jp

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