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会長の時間 2023年8月17日

大分東ロータリークラブ会長の時間画像

会長 前田 修二

 本日2023年8月16日、甲子園で行われた高校野球で履正社対仙台育成が対戦し、仙台育英高校が8強入りしました。おめでとうございます。その仙台育英ですが、2022年8月、甲子園球場での決勝戦で春夏通じ43度目の出場にして初めて優勝し、優勝旗が白河の関を越えたとニュースになりました。その優勝インタビューで、「日本一から招かれることができました」とか「青春は密」と言った須江監督自身にもまたその指導方法にも注目が集まりました。須江監督は〈スローガンを掲げ、「道標」を示す、夢は口にしなければ叶わない〉というお考えのもと、「全国大会に行こう」「日本一になろう」という気持ちを表に出すことが大切であると言っています。しかし、それを実現するには個々の野球の技術だけではない、チーム力だけでもない、野球部を支える学校関係者、親御さん、地域の方々等多くの環境が整って始めて達成できるものだと考えており、優勝した須江監督はそれを「日本一から招待された」と表現されました。さらには、高校野球ができるのは3年間、しかも3年生はいずれ卒業し、1年生が入学してきて、チームの戦力も毎年変化します。仙台育英の野球部員が全員で約100名いたとして、100名の個性があるそれぞれの選手の中から大会毎にもしくは試合毎にピッチャーは誰にするのか、ポジションや打順はどうするのか、その時の最適解として9名の選手を選出していかねばなりません。当然、その裏には、選手一人ひとりの課題について、どこをどのように鍛えたらいいのか、マンツーマンで対話したり、できるだけ多くの選手を試合に出させ、競争させる中でデータを収集したりしています。そういう一人ひとりの選手とのやり取りや出来事を直接見聞きしている現場の監督だからこそ、「青春は密である」と思われたのでしょう。また最近の高校生は以前のように「THEキャプテン」と呼べるようなリーダーシップを持った選手はほとんどいないらしく、須江監督がキャプテンに求めるのは「傾聴力」のようです、ひとりひとりとコミュニケーションを取って、チーム内に不平不満がないように、個々が違う方向に進んでしまわないようにする事が今のキャプテンには求められているようです。このように現在の高校野球の監督は大変ですよね。本がご縁とは言え、そんな須江監督率いる仙台育英には頑張ってほしいです。

 

参考本:須江 航(著) 「仙台育英 日本一からの招待」

 

◇あなたもロータリークラブの仲間になりませんか?

 大分東ロータリークラブでは、様々な業種の会員が自分の職業や経験を生かし、思いやりのある平和な社会を目指して活動しています。そして、その活動の中でお互いの職業について理解を深め、自分の視野を広げています。

 

 世代を超えた明るくフレンドリーな雰囲気で活動していますが、昼の例会以外に夜の親睦例会や職場訪問例会、また野外家族例会やクリスマス家族会などロータリアンの家族との親睦も深めています。

 

ロータリークラブの活動にご興味のある方は、是非、例会の見学へお越しください。

会員一同、心よりお待ちしております。

国際ロータリー第2720地区

大分東ロータリークラブ

創 立:昭和38年3月6日

例会日:木曜日 12時30分

例会場:トキハ会館4F「つばきの間」

会 長:菅 雅幸

幹 事:安藤 暢啓

〒870-0021

 大分市府内町1-2-15 トキハ会館4F

電話 097-532-0611

FAX  097-532-8386

MAIL oitahigashirc@mist.ocn.ne.jp

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